目次
姿勢について

kendalによる姿勢分類
矢状面における立位姿勢の分類
Kendall(ケンダル)は、
ロードシス(前弯型)
カイホロードシス(後弯前弯型)、
フラットバック(平背型)、
スウェイバック(後弯平坦型)
4つに分類。
ロードシスタイプ
骨盤の前傾
腰椎前弯の増強、
膝関節の過伸展
治療
ハムストリングや臀筋群を緩めます。
また、腹横筋の腹圧により腰椎のポジションを過前弯からニュートラルに戻します。

腰痛前弯
カイホロードシスタイプ
頭部前方変位、
肩甲骨の外転、
胸椎の後弯、
腰椎前弯の増強、
骨盤の前傾、
股関節屈曲、
膝関節の過伸展
治療
頸椎からアプローチし過伸展傾向を調整。肩甲骨の外転を矯正。
下肢はカイホローシスと同様に加え、膝窩にアプローチ。委中という背部のツボでもあります。

後弯
フラットバックタイプ
頭部前方変位
肩甲骨の外転
上部胸椎の後弯
下部胸椎の平坦
腰椎前弯の減少
骨盤の後傾
股関節および膝関節過伸展傾向
治療
消化器が弱い方も多く、腸腰筋や腹部の筋肉をリリース。
腰背部の胸椎11から腰椎2までにマッサージなどでアプローチ。ストレッチや矯正も行う。

フラットバック
スウェイバックタイプ
頭部前方変位
胸椎後弯
腰椎フラット
大転子(大腿骨隆起)は重心線より前方、骨盤後傾、
膝関節過伸展
治療
上部胸椎の可動域を増やす。
上部背筋群の強化トレーニングや高齢者は壁にボールを当てて押す。
肩関節前面筋のリリースと回旋筋機能回復を施行。
背部から腰部にかけての筋緊張を除去に、さらに下腿の前脛骨筋へアプローチ、下腿三頭筋への筋出力をスムーズににします。

腰椎平坦。骨盤ニュートラル

