訪問、出張鍼灸、機能訓練施術のご案内
目次
訪問鍼灸(ほうもんしんきゅう)とは
鍼灸師が患者の自宅や施設を訪問して、鍼や灸による施術を行うサービスです。通院が困難な高齢者や要介護認定者、慢性疾患を抱える方を対象としています。医療保険が適用される場合もあります。
訪問鍼灸の主な特徴:
- 自宅で受けられる鍼灸治療:患者は自宅や施設にいながら、鍼灸治療を受けることができます。
- 国家資格を持つ鍼灸師が訪問:訪問するのは、国家資格を持つ専門家である鍼灸師です。
- 医療保険の適用:一定の条件を満たせば、健康保険を利用して施術を受けることができます。
- 介護保険との併用:介護保険サービスと併用できるため、介護保険サービスを継続しながら、鍼灸治療を受けることができます。
- 対象疾患:訪問鍼灸の保険適用は、神経痛、リウマチ、腰痛症、頚腕症候群、五十肩、頸椎捻挫後遺症など、特定の疾患に限られます。
- 医師の同意が必要:訪問鍼灸を受けるには、医師の同意書が必要となります。
訪問鍼灸のメリット:
- 通院の負担軽減:通院が困難な方にとって、大きな負担軽減となります。
- リハビリ効果:鍼灸治療は、疼痛の緩和や関節の動きを改善する効果が期待でき、リハビリテーションの一環として利用できます。
- 生活の質の向上:痛みが軽減されたり、身体機能が向上することで、日常生活の質が向上する可能性があります。
訪問鍼灸を受ける際の注意点:
- 対象疾患の確認:保険適用となる疾患が限られているため、事前に確認が必要です。
- 医師の同意:医師の同意書が必要となるため、事前に医師の診察を受ける必要があります
- 施術内容の確認:施術内容や料金について、事前にしっかりと確認しましょう。
その他:
- 訪問鍼灸と訪問マッサージを併用することも可能です。
- 自費での施術も可能で、その場合は対象疾患に制限はありません。
- 訪問鍼灸は、患者の心身の健康をサポートする有効な手段の一つです。